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| 青森県立保健大学大学院の院生 成田崇信さんが、ボタンイボタケを求めている。詳細は「お知らせ」にあるが、是非ともご協力くださるようお願いします。
埼玉県南部から東京武蔵野地区ではテングタケ類が多数出ている。昨日も、村山貯水池周辺の緑地をちょっと歩いただけで、10数種類のテングタケ類に出会った。ガンタケ(a)、アカハテングタケ(b)、コテングタケモドキ(c)、テングタケ(d)、ツルタケ(e)、ヘビキノコモドキ(f)、テングツルタケ(g)、オオツルタケ?(h)をはじめ、フクロツルタケ、カバイロツルタケ、テングタケダマシ、ドクツルタケ(or シロタマゴテングタケ)などが見られた。なぜかタマゴタケには出会わなかった。 |
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| 既に7月だというのに、スダジイの切り株からカンゾウタケがでていた(i)。この日最もよく出会ったのはマツオウジで、7〜8ヵ所で見た(j, k)。ナラタケモドキ(l)やセンボンイチメガサなども出ている。確認したアセタケ属とホウライタケ属はそれぞれ10種を超えていた。 しかし、テングタケ類に次いで多く発生していたのはベニタケ類とイグチ類だった。特にクロハツ、カワリハツ、アカカバイロタケ、赤色のベニタケ類、白色のベニタケ類、ヤマドリタケモドキ、ムラサキヤマドリタケ、ヤマイグチ、アワタケはとてもよく出ていた。 |
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| なぜか、キヌガサタケの季節にはオオホウライタケがよく出る。友人は、竹林にオオホウライタケをみると、キヌガサタケのタマゴを探してみるという。先日、竹林でキヌガサタケの開花経過をみる合間に、竹幹や落ち葉からでるきのこを楽しんだ。 |
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| 切り倒して積んだ古い竹幹からは7〜8種類のきのこが発生していた。最も繊細でよく目立つのがニカワアナタケ(a, b)だった。周辺のアオキの落ち葉からはよくととのったアオキオチバタケもよく出ていた(c, d)。近場の自然公園では多くの大形菌が発生していたが、ベニタケ属、チチタケ属、テングタケ属、イグチ類、イッポンシメジ属がよく出ていた。コケや落ち葉のなかから顔をだしたガンタケは遠くからもよく目立った(e ,f)。
ニカワアナタケの標本をどこかに置き忘れたようだ。ガンタケは雨のためか非常に水っぽくて持ち帰った頃には紙袋にへばりついていた。カバーグラスにとった胞子紋はビショビショで、ウジ虫と白濁した液ばかりとなり、胞子の撮影はほとんど不可能だった。
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| かろうじて、数枚のヒダがまともな状態だったので、ヒダ実質の撮影を試みた(h, i)。フロキシンで染めても、散開型はあまり明瞭には捕らえられなかった。カサ表皮は水道水(j)より3%KOH(k)で封入した方が鮮明に見える。いちおう担子器も撮影した(l)。 | |||||||
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| 友人から「キヌガサタケが発生したので行らっしゃいませんか」と声をかけられたので、早朝出向いてみた。あいにく開いた状態の個体はなく、タマゴも非常に少ない。何とか数個のタマゴを見つけたが、一つはまだ全く未熟、今にも開きそうな二つも傷ついたり踏みつけられていた。 |
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| 上半部の1/4ほどをえぐり取られたタマゴを観察することにした。20分ほど待つと頭部を現した(a)。やがてマントを少しずつのばし、さらにそれを広げて完成形となるまでに、およそ3時間ほどかかった(f)。傷ついて千切れた側のマントはきれいに広がることはなかった。踏みつけられてペシャンコになったタマゴも、少しずつ厚みを増し、いじけたような姿ではあったが、マントを広げた。当初弱かった臭いが、マントが広がるにつけ強くなった。 | |||||||
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| 遊歩道の丸木の縁にヒダハタケ属のきのこがついていた(a)。十分成長したからか、カサに軟毛などはない。ヒダを見るとヒダの間は脈状となってクシャクシャにみえる(b)。汚褐色の胞子紋から胞子をみると、発芽孔や胞子盤はなく(c)、典型的な偽アミロイド(d)。 非常に強靱なので、楽にヒダ切片を切り出すことができる(e)。2枚のヒダをまとめて切り出したが、胞子が邪魔をしてヒダ実質がなんとなくわかりにくい。しかし、よくみれば散開型であることが分かる(g)。多量の胞子を洗い流してから撮影すればきれいに写るだろう。 |
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| ヒダにはシスチジアの類はみられない。カサ表皮は菌糸が錯綜状態で匍匐している(g)。カサ表皮の菌糸には大きなクランプがある(h)。担子器の基部には、クランプのあるものとないものがあるが、ていねいにほぐさないと確認は難しい(i, j)。 ヒダハタケ属のきのこは、全体にしっかりしているので、ヒダやらカサ表皮を検鏡するのはとても楽だ。サケバタケについては、雑記2006.8.9に、ニワタケのミクロの姿は珍しく「顕微鏡下の素顔」に載っていた。いずれにせよヒダの散開型はわかりにくい。 |
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